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10参考資料_神奈川の魅力の背景

ブランディング基本編「背景」にある、「多彩な力をもつ神奈川」について、KDF独自に検討し、その力をどのようにして「神奈川の魅力」として位置づけるかを検討した。
その「多彩さ多様さを活かした複合力」について、その内容、背景について簡単にまとめる事とする。

参考URL
http://ja.wikipedia.org/wiki/神奈川県

今年度の地域ブランド調査結果から見ると、神奈川の地位は現状でもかなり高い事がわかる。

参考URL
http://www.tiiki.jp/corporate/news_release/2008_09_25.html
住みたい都市1位は横浜市、2位は鎌倉市といずれも県内

地理自然条件の魅力

全ての基礎となる、神奈川の地理自然条件の魅力(地理、気候、、)を整理する。
面積は小さい(最下位香川県、2位沖縄県、3位東京都、5位が神奈川県)。しかしその中に、海、湾、河川、水、盆地、平野、山、森林、湖など地学的な多様性に富む。また、温暖な気候が中心である。
自然の多様性をベースに、森林の植生?や魚などの生命種類が多い事も挙げられる(未確認)
「地域内地形の多様性、生命の多様性」は、次に整理する都市条件の魅力の多様さのベースとなっていると考えられる。

インフラ条件の魅力

地理自然条件をベースとした、神奈川のインフラ条件の魅力(交通、都市、土地利用、人口、歴史、、)を整理する。
首都であり世界有数の大都市である東京都を隣りにもつ事は、巨大な就業、就学、各種産業、マーケット、交通網と隣接する事と同意味であると言える。
そのため、人口が多く居住している(全国2位)。
また、首都や関西とつながる道路網、鉄道網、水上交通網なども発展している(県内の駅数全国5位)

参考URL
http://y-useful.com/contents/ranking/station_ranking.html

恵まれた地形を活かして横浜港湾部が成長し、開国時からの発展を遂げたため、横浜川崎を中心に重工業産業地帯が形成され、2都市は政令指定都市となっている。
生活インフラの整備率も高く(下水道処理人口普及率2位)、 地理自然条件を活かしたニュータウン等の居住環境、教育環境も整備されている(満足度@位)
観光に関しても充実しており、中世から続く温泉、保養地(訪問客数@位)もあり、
自然公園、ビーチ、レジャー施設なども充実している。
中世史の建築や開国以降の諸外国文化も残る。
他県にあって神奈川にないインフラは、首都機能、民間空港、天然スキー場くらいと、幅広くかつ充実した内容を揃えている事がわかる。
つまりインフラ条件の魅力としては、世界有数の都市かつ首都である東京の隣りである事、そことつなぐ交通インフラ、多様な産業をもつ事、それを支える住宅環境、それを支える自然環境、それを支える人口、が魅力であると言える。

社会条件の魅力

上記をベースとした、神奈川の社会条件の魅力(行政、産業、社会活動、居住、、、)を整理する。
多様な産業、交通インフラ、巨大マーケット、を活かした産業活動が盛ん。
交通生活インフラと自然多様性を組合せた、高いレベルの住居環境が整備されている。
水産業なども盛ん(三崎漁港は全国2位)。農業は出荷額は多くないものの、大消費地と隣接する強みをいかした生産が積極的におこなわれている。

多様な自然環境と交通インフラとの組合せという「強み」を活かした観光産業も盛んである。

参考URL[pdf]
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/00/1197/chiji/kaiken/h19...

各種産業から税収を確保する事で(県民の平均年収第2位)、先進的な行政内容につながっている。
首都圏で就業している人が多く、人的レベルも高いと言える。

参考URL
http://www.777money.com/torivia/torivia4_3.htm

人のいきいき度(仮)に関する魅力

上記の社会条件をベースとして神奈川の 人のいきいき度に関する魅力(積極性、先進性、恊働力、バランス力)を整理する。
企業活動(事業所数@位)、NPO活動(NPO数第3位)交流活動などが盛んであり、そこに暮らす人の人的レベルも高いと考えられる(県民の平均年収第2位)。
余暇、スポーツ、レジャー活動なども活発(Jリーグチーム数全国1位)(海の家の数全国3位)と、県民がいきいきとし、各種活動などを通じ活発に暮らす様子がわかる。

上記の、地理自然条件〜インフラ条件〜社会条件〜人的条件を総じて、上記の競合都市と比較していうと、神奈川はかなり幅広い魅力を揃えている事がわかる。
個々の魅力個別のもので全国1位となるものは少ないが、魅力の一つ一つは総じて高いレベルにあり、またその幅が非常に広い事も特長である。であるので、その総合力としては高い位置にあるといえる。
またその中で、ある魅力とそれに相反する魅力が並立している(例:田舎と都会、海と山)事なども特長の一つとして挙げる事ができる。またその組合せを活かして出来たモノコト(例:観光で@@と@@)なども、魅力の一つとなっている。
それは、「横浜」「川崎」「鎌倉」「箱根」「湘南」「湯河原」など、県内各地域のブランド力が強い(神奈川から見ると、子ブランドに力がある)ことからもそれがわかる。
それは逆に、特長のある子ブランドを多く抱える事で、自身のブランド力という角度で見ると、自らの強みを特徴だてて表現しにくいという側面もある。

神奈川の弱みとは?

また、地域が開発されたのが近代である事から、比較的新しい居住民が多く、中世から住み続けた人達が多く暮らす地域と比較し、いわゆるふるさと、地元意識が高くないのも弱点と言える。
これらは課題として整理するべきもので、その弱点を払拭するためにも、ブランディング活動が重要であるとして整理できる。
また前述のように、「神奈川→何か」と一対一で結びつくキーワードが出てきにくい事も言える。その事イコールブランド力が低いという判断に結びつきがちである。県内の各魅力が、他地域と比較した時に最上位でない事で、「その魅力イコールその地域」というダイレクトな結びつきがしにくく、つまり「顔」が見えにくい、という側面がある事がその理由であると考えられる。
しかし逆にいうと、魅力が多岐に渡り、全体としてみて総合力があることこそ強みであると考える事もできる。
県内各地域を区分けし、地域内の魅力をそれぞれ単体で紹介する方法では、前述の「多様さ」「組合せ」などの魅力全体を表現しきれない可能性がある。
神奈川県は、地域内の特長のある子ブランドや各魅力を組み合せ、それを「総合力」として提示できる立場にある。それを活かしたブランディング活動をおこなっていく事が必要であると考えられる。

例えばこの「複合力」「幅の広い総合力」といった特徴を、ユーザに広く理解してもらうために、「全部ある、何でもできる、かながわ」など、思いきったキャッチコピーなどをもって、それを表現していく事なども検討してもよいだろう。