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<07年の活動報告>横浜市立日吉台中学校PSY※環境デザイン授業
07年11月29日~12月4日、同校の中学3年生6クラス、228名
を対象に、「環境とデザイン」のテ-マで、自然環境の理解と自然素材の
体験授業を行った。
●授業目的は、人の生活に重要な関わりを持つ自然環境について考え、自
然素材の特性を生かした造形に取り組み、素材の持つ魅力や可能性、引張
りや圧縮によって生まれる形の美しさ、ダイナミックな造形を楽しむ。
またグル-プで取り組むことで多様なイメ-ジの発想、造形活動の連携、
作業の分担進行、異なる意見の調整などグル-プワ-クを体験する。
●授業内容は、6班に分かれて竹ヒゴ・凧糸・紙などの素材特性を生かし
て班毎にアイデアを出し合い橋や塔など自由な立体造形に取り組む。進行
役、タイムキ-パ-などを決め、作業を分担して造形ワ-クを進める。
●学習内容は、プロセスとして、素材特性の理解珵イメ-ジ珵アイデア珵
素材の組み立て珵効果を確かめる珵問題の発見珵問題の解決珵完成など、
一連の行動を試行錯誤しながら話し合い、試み、次第に変化する造形を限
られた時間の中で楽しむことを体験した。造形の完成度よりもアイデアの
発想を含めたプロセス体験が次の造形ワ-クの発展につながることを重視
したい。
●ねらいは、素材の特性を理解すること、特性を生かした造形を試みるこ
と、糸の結び方など青在の連結技術を学ぶこと、素材と他の素材の組合せ
で生まれる曲線や量感。強さ、動き、方向性、安定性、バランス、変化な
ど、造形を構成する要件と自由なイメ-ジ効果を体験すること。
●使用した教材は「サブノ-ト」(環境とデザイン/自然生態系/自然素
材の説明資料)材料:竹ヒゴ/凧糸/紙/接着剤、その加工用具。
●授業の担当は美術科教諭の宮下先生/KDF会員の建築家大坪浩一氏。
●生徒の反応は、最初取り組み方に迷いイメ-ジがまとまらなかったが、
実際に素材を扱うことで素材の変化に興味が生まれ、創作意欲が刺激され
て最後は造形が加速度的にまとまった。グル-プでの取り組みも新鮮で、
もっと時間がほしかったとの声も。
●授業の評価は、スケッチを元に制作に入る班と、素材に触れながら形を
探り、出来た形をスケッチしていく班があった。チ-ムワ-クが良い班の
作品は個性的であり完成度も高かった。作品イメ-ジの自由な発想が更に
拡がれば、より多様な造形の展開が期待出来る。
★授業状況
※PSY=横浜市教育委員会が05年から発足させた、提案公募型改革
モデル校制度「パイオニアスク-ルよこはま」の略称。06
年度に日吉台中学校が芸術文化教育指定校となり活動中。


